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2011年 01月 11日

学ぶことは真似ること

先週は久しぶりに写真展を観て来ました。
simasima7さんのところでも紹介されていましたが、東京都写真美術館で開催されている「スナップショットの魅力」と「ニュー・スナップショット」の2つです。

両方ともフロアレクチャーを聞きながら一通り眺めた後、割りと時間をかけてじっくりと観て回りました。(有料なんで(^^;)

相変わらず鑑賞眼が乏しいので、作品の持つ本来の良さが私には理解出来ないものもあった中、古典というかある程度評価の定まった古い写真家の作品は「やっぱり一味違うなぁ」と感嘆するものが多くありました。

今回の写真展で特に印象に残ったのは「スナップシットの魅力」で展示されていたゲイリー・ウィノグランドの「女性たちは美しい」のシリーズ。

というわけで、 ゲイリー・ウィノグランドを意識した1枚
f0112952_22202694.jpg
勿論、恐れ多いのは百も承知で、同じようなものが自分に撮れる筈も無いのは120%理解しているので、写真を見て「どこが?」というようなツッコミはご容赦ください(笑)


因に、フロアレクチャーで聞いた話ですが、ウィノグランドは死後大量の未整理ネガと未現像のフィルムが出て来た事で有名らしく、その数は彼が活躍していた時期を考えると毎日欠かさず100枚以上撮っていた計算になるそうです。(驚き!)

やはり、まずは”数撮ること”が真似る第一歩なのかなと思う次第です。


ウィノグランドの写真に対する姿勢は
「自分に興味をいだかせたものを写真に撮るとどうなるのか、それが知りたくて撮影する」
というものだとか…

平凡な言葉ですがなかなか示唆に富んでいます。「自分がそのモチーフに興味を抱いていなければ良い写真は撮れない」という、当たり前のことが一番大切なんですね。





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恥の上塗りということで、以前にアップしたブレッソンの「サン=ラザール駅裏」を意識した1枚がこちら

これはもう笑っちゃうしかない1枚で、アップした時はとても「サン=ラザール駅裏」を意識したなんてことは書けなかったけど、水溜の回りで走り回っている少年たちを見た瞬間に、ブレッソンの1枚が頭に浮かんで、待ちに待ってようやく撮った1枚であることは確か。

「サン=ラザール駅裏」という写真を見たことがなければ、走り回っている少年を見た時に「おっ!」という意識が働いたかというと実に怪しい。
そういう意味で、他人がこの写真を見てどう思おうと自分にとっては「ブレッソンを意識して撮った」と言ってもいいのかなと今になって思えて来た。
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by tobi-photo | 2011-01-11 22:28 | | Trackback
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