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2012年 02月 25日

33万、懐に入れて…

寒さもほんのちょっと和らいできたように感じる今日この頃
月~金まで頑張って乗り切ってやっと迎えた週末ですが…雨だもんあぁ
雨は雨なりの写真も撮れるんだろうけど、正直そこまでの気力はないんだな(^^;
33万、懐に入れて…_f0112952_10212721.jpg
無駄に早起きしてしまい、朝食が出来るまで暇だったので、思いつきでPEN E-PL1の革貼りを変えてみた。
使用したのはスキャットル(カメラの後ろに写ってる携帯用のお酒入れね(^^;)に張られていた赤茶色の革。
これを丁寧に剥がしてE-PL1に移植。
つるつるになってしまったスキャットルの方には、E-P1の2010年カメラグランプリ受賞記念の時にもらったステッカーを貼った。

以前のブラック・ダイヤパターンに比べちょっとカジュアル度が増して雰囲気も変わった。
これで、ほんのちょっと新鮮な気持ちでまた使い続けられそう。

実は昨夜会社の帰りにヨドバシへ寄って"かなりその気で"FUJIFILMのX-Pro1を見てきたけど、個人的には今一つの感触で買うまでに至らなかった。
手に持った感じが思ったよりデカイしハイブリットビューファインダーも、18mm、35mm、60mmとすべてのレンズで試させてもらったけど18mm以外は「ちょっとなぁー」って感じだし、AFも遅いような気がした。
結局、328,000円(レンズ含めて)出すほどの魅力は無く、どうしてもファインダーが気になるなら中古のX100でお茶を濁した方がいいって気になった(^^;

まっ、そんなわけで中古のX100逝っちゃうかどうかは別にして、当分の間はE-PL1とP3のコンビでいいやと思った次第。
来月にはOM-Dってのもあるけど、これは今のところあまり興味なし。

因みに、お誕生日祝いにどうしても僕にX-Pro1を贈りたい!
と、いう場合は拒むことなくお受け致しますので………




話変わって、

写真やカメラ好きな人はみんなそうだと思うけど、映画を観ていてカメラや写真家が登場したりするとちょっと気になる。
で、今日はそんな中から最近観た映画(DVD)2本のお話しをちょっと


どちらも2011年公開の邦画で、「東京公園」と「神様のカルテ」


テレビドラマなんかだとスポンサーの関係もあってか、メーカー名のところに黒いテープか何かを貼って隠していたりすることがあるけど、あれはドラマのリアリティーも失われてしまうしちょっといただけない。
逆にハッセルやローライ、ライカなんかが出てくると、これはこれで「いかにも的」な感じがして、やっぱりリアリティーが無い。

そんな中、今回の2本はどちらも劇中に登場するカメラがちょっと渋い。
「東京公園」ではCONTAX、「神様のカルテ」では、オープニングこそハッセルだけど、クライマックスではさり気なくOM-4だったりする。
どちらもカメラ好きにはそれなりに認知のあるカメラだけど、一般的に言えばNIKONやCANON程のブランド力は無いだろうし、これはやはり「あえて的」な選択だと思う。

まあ、「神様のカルテ」の場合、「宮崎あおい」だからOLYMPUSというのもうなずけるけど(^^;最新のデジタルじゃなくOM-4ってところが渋い選択でうれしくなる。

また、「東京公園」ではCONTAXの167MTが使われているが、こちらも167MTってところが微妙に渋い選択で、
主人公の部屋が写されるるシーンでは本棚にさりげなくG1かG2らしきカメラが置かれているあたり、細部まで凝った演出で泣かせてくれる。

こんな風にして、映画に登場するカメラが何であるか?というのは気になるわけだが、
今回の2本は、そうしたモノだけでなくカメラの構え方とかいった、ちょっとマニアックなところにも興味を惹く演出があったように思う。
33万、懐に入れて…_f0112952_10385531.jpg
「東京公園」で主人公を演じる三浦春馬が167MTを構えるシーンだけど、脇をぐっと締めて手ぶれに注意している感じが伝わってくる…ような気がする(^^;
更に、縦位置で構えた時の宮崎あおいと三浦春馬が、カメラの左右どちらを上にしているかって違いも興味深く、
これがもし逆(宮崎あおいが167MTで三浦春馬がOM-4)だったら、どうだったろう?などと、とてつもなくフェッチな興味を喚起させられる。

個人的に、右手が上だと男性的で下だと女性らしく感じるというのもあるし、大型のCONTAXを右手を下にして構えてはサマにならないような気もするし、コンパクトなOM-4だからこそ右手が下でも無理なくサマになるような気もする。


…なんだか、独りよがりのつまらないことを長々と書いてしまったが、最後にもう一つ。

「東京公園」では、カメラマンを目指す主人公が公園でスナップしているところを訝しがられ、一人の男性に声を掛けられるところから物語が始まるわけだが、その際の対応の仕方なんかは、ヘタなマナー解説本よりよほど参考になる。

by tobi-photo | 2012-02-25 10:40 | - 雑記 -


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