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2007年 09月 29日

日常

「重松清/その日のまえに」から #7

僕は、和美のことを忘れる。
けれど必ず、いつだって、思い出す。
そのときには、お帰り、と言ってやる。(その日のあとで)

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*1冊の本をテーマに
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by tobi-photo | 2007-09-29 21:36 | イメージ
2007年 09月 29日

慟哭

「重松清/その日のまえに」から #6

頼む-僕は祈る。子供たちの目からあふれる涙に、頼むず、二人がママの顔を最後まで見つめることができるよう、邪魔をしないでやってくれ、と願う。
頼む、涙よ、邪魔をしないでくれ。僕の妻は、もう、こんなに透き通ってしまった。(その日)

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by tobi-photo | 2007-09-29 21:27 | イメージ
2007年 09月 29日

寂寥

「重松清/その日のまえに」から #5

僕たちは、いま、どこにいる-?
僕たちは、これから、どこに向かう-?
ずっと、この二つしか考えていなかった。それだけでじゅうぶんだと思っていた。
僕たちは、どこからここに来た-?
「明日」を断ち切られてしまって、初めて、その問いのかけがえのなさに気づいた。
(その日のまえ)

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by tobi-photo | 2007-09-29 21:20 | イメージ
2007年 09月 29日

動静

「重松清/その日のまえに」から #4

素直に。静かに。感情の高ぶらない悲しさって、ある。初めて知った。涙が、頬でなく、胸の内側を伝い落ちる。(ヒア・カムズ・ザ・サン)

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by tobi-photo | 2007-09-29 21:17 | イメージ
2007年 09月 29日

虚像 

「重松清/その日のまえに」から #3

夕方のホームには電車を待つ客が何人も立っているのに、そのひとたちが確実にここにいるという実感がない。話し声も物音も聞こえない。変わりに、耳の奥で、かすかな潮騒が途切れなく響く。(潮騒)

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by tobi-photo | 2007-09-29 17:46 | イメージ
2007年 09月 27日

朝日 

「重松清/その日のまえに」から #2

部屋に朝の陽射しが降り注いで、新しい一日が始まる。その「始まり」に負けてしまう。逃げ出したくなる。実際に、ときどき家を飛び出して、ふらつく足取りで朝日に背を向けて歩き続けることもある。(朝日のあたる家)

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by tobi-photo | 2007-09-27 21:52 | イメージ
2007年 09月 27日

記憶 

「重松清/その日のまえに」から  #1

記憶が薄れて、揺らいで、微妙に事実と変わっていくのが、神様が人間に与えてくれたせめてもの優しさだったら、少しだけ嬉しい。(ひこうき雲)

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by tobi-photo | 2007-09-27 21:46 | イメージ